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キュア・アップ 治療用アプリの処方プラットフォーム「App Prescription Service」の提供開始

公開日時 2020/10/26 04:50
医療系ITベンチャーのキュア・アップ(CureApp)は10月23日、治療用アプリの処方プラットフォーム「App Prescription Service」の医療機関への提供を開始したと発表した。8月に薬事承認された「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」(CureApp SC)だけでなく、今後国内で登場する治療用アプリの導入や処方・管理などをワンストップで行える。同社の製品以外の治療アプリにも対応可能だ。

同社は、今年8月に慶應義塾大学医学部呼吸器内科と共同開発した「ニコチン依存症治療アプリ」で薬事承認を取得した。薬事承認にあたっては、日本初となる治療用アプリの大規模RCT(ランダム化比較試験)を実施したことでも話題となった。このほかにも「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)治療アプリ」(東京大学医学部附属病院と共同研究)、「高血圧治療アプリ」(自治医科大学循環器内科学部門と共同開発)、「減酒支援アプリ」(国立病院機構 久里浜医療センターと2020年6月より共同研究を開始)などの開発を現在行っている。

◎「治療用アプリ」の導入・処方をワンストップでスムーズに実現

医療機関向けに提供を開始した治療用アプリの処方プラットフォーム「App Prescription Service」は、「治療用アプリ」の導入・処方をワンストップでスムーズに実現する。主な機能として、①処方・管理機能、②契約機能、③支払機能-を用意した。これにより医療機関側は、治療用アプリの迅速導入を可能にするだけでなく、統一されたフローで処方・管理まで完結するので、医療機関の運用負荷を低減することができる。医療機関の初期コストおよび利用料ゼロ。

◎医療機関のデジタル化と生産性の高い運営を支援

キュア・アップは「App Prescription Service」を全ての治療アプリに対応可能な処方プラットフォームとして定着させたい考え。オンライン診療や電子カルテとの連携も想定しており、「医療従事者がアプリを利用・処方できるようにする取り組みや、治療用アプリの治験時のサポート、治療用アプリ間の相互連携など、医療機関がデジタル技術を活用して効率的で生産性の高い運営を行う支援ができるような様々な機能を実装したい」としている。


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