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FRONTEO エルピクセルと認知症診断支援領域で医療AIソフトウェアの開発始動

公開日時 2021/03/17 04:50
FRONTEOは3月16日、エルピクセルと認知症診断支援領域の医療AIソフトウェアの開発に向け、共同研究を開始したことを発表した。ライフサイエンス分野の画像解析を強みとするエルピクセルは、AI画像診断支援事業や、創薬を支援するAI画像解析ソフトウェアの研究・開発・販売など、画像解析技術を活用した様々な技術・製品の企画・開発を行っている。

エルピクセルは2019年10月、脳MRIの画像から脳動脈瘤を自動で検出して医師の診断を支援する医用画像解析ソフトウェアのエイル・アニュリズムを日本国内で発売。深層学習を活用した脳MRI分野のプログラム医療機器として国内初の薬事承認を取得している。 

FRONTEOは、ライフサイエンス領域における専門知識や事業経験、自然言語解析技術を強みとし、論文探索AIシステム「Amanogawa」をはじめ、これまでに創薬支援AIシステム「Cascade Eye」、転倒転落予測AIシステム「Coroban」など、創薬・医療のデジタライゼーションを推進する様々なソリューションを開発・上市している。 

2021年1月には第一種医療機器製造販売業許可を取得しており、薬事承認が得られれば言語系AI医療機器として世界初となる「会話型認知症診断支援AIシステム」の開発と様々な言語系AI医療機器の研究開発を進めている。 

会話型認知症診断支援AIシステムはFRONTEO独自の自然言語解析AI「コンセプト・エンコーダー」を利用し、患者と医師との間の5~10分程度の日常会話から認知機能障害をスクリーニングできるシステムとなっている。同システムは、超高齢化社会を迎える日本において重要な課題である認知症対策に加え、遠隔医療を始めとするデジタル医療の進展や医療の効率化・標準化などの点において貢献できるものと考えられる。

FRONTEOでは、中枢神経領域のトータルソリューションカンパニーを目指す共和薬品と2020年6月に事業提携契約を締結し、医療現場への早期実用化、早期市場浸透を目指している。

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