富士フイルムと協和キリンは２月７日、協和キリン富士フイルムバイオロジクスの次期代表取締役社長に協和キリンの廣川正王SCM部長が就任すると発表した。３月17日付。交代の理由について両社は、「パートナーとの連携強化、製品のグローバルな安定供給と迅速な市場導入に向けた最適なマネジメント体制を構築するため」と説明している。

新社長に就任する廣川正王氏は、1993年3月に北里大学薬学部大学院薬学研究科修士課程修了、同年4月にキリンビールに入社、医薬カンパニー海外事業室室長補佐を経て、2010年4月 に協和発酵麒麟香港有限公司（現協和麒麟香港有限公司）社長、2013年1月に台湾協和発酵麒麟股份有限公司（現台湾協和麒麟股份有限公司）副社長、2016年4月に協和発酵キリン（現協和キリン）海外事業部担当部長、2018 年4月に海外事業企画部長を歴任し、2019年 4月にSCM部長。神奈川県出身、55歳。