【MixOnline】記事一覧2
高血圧、脂質異常、糖尿病の生活習慣病市場

高血圧、脂質異常、糖尿病の生活習慣病市場

2014/03/31
「メタボリックシンドローム」という言葉が「メタボ」と略されて、一般市民の間に幅広く浸透していることはもはや疑いようのない現実である。このことは生活習慣病の認知に大いに役立ったと思われるが、その一方で、現実の患者動向はどのようになっているのか?薬剤の処方動向から検証したい。
  ARB市場 バルサルタンの新患処方が半減 臨床研究問題で

ARB市場 バルサルタンの新患処方が半減 臨床研究問題で

2014/02/28
降圧薬のARB市場は昨年、バルサルタン(製品名:ディオバン、ノバルティス)問題に明け暮れた感がある。周知のようにバルサルタンに関する医師主導臨床研究「Kyoto Heart Study」と「JIKEI Heart Study」でバルサルタンに有利になるようデータ操作されていたことが発覚。これを受けて厚生労働省が検討委員会を設置して問題を調査するなど、最終的にノバルティスを薬事法違反(誇大広告)容疑で東京地検に告発する事態にまで発展した。ARB市場の今を報告する。
  抗ヒスタミン薬 小児科で第一世代薬の処方シェア高く

抗ヒスタミン薬 小児科で第一世代薬の処方シェア高く

2014/01/31
今年も花粉症のシーズンがやってきた。厚生労働省によると、国内人口の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患を有し、最多は人口の40%以上が罹患していると推定されるアレルギー性鼻炎(花粉症含む)である。
服薬継続率 新規患者で4〜5割

服薬継続率 新規患者で4〜5割

2013/12/27
「飲まない薬は効かない」のはごく当然の認識である。しかし、この簡単なロジックは医療従事者や製薬業界では永遠のテーマでもある。そもそも患者は医師に処方された薬を用法通り服用できていなくても、積極的には告白しない。このため患者の服薬アドヒアランスの実態を数字でとらえるのは困難だとされてきた。
DPP-4阻害薬 シタグリプチンの処方シェア ジリジリ減少

DPP-4阻害薬 シタグリプチンの処方シェア ジリジリ減少

2013/11/30
いま日本の医薬品市場で最も激戦状態にあるのは、間違いなく経口血糖降下薬のDPP-4阻害薬である。糖尿病というマスマーケットの中で現在までに7成分8品目が上市され、凌ぎを削っている。2014年には新規機序の経口血糖降下薬であるSGLT-2阻害薬の上市も見込まれ、経口血糖降下薬市場は一層の競争市場となる見通しだ。そこでその投入のベースになる可能性もあるDPP-4阻害薬のシェア争奪戦のいまを追う。
統合失調症 精神科系HPでSDA、MARTA多く

統合失調症 精神科系HPでSDA、MARTA多く

2013/10/31
近年、市場拡大している抗精神病薬が主な対象とするのは統合失調症だが、この病因はいまだ確定しておらず、脳内の基底核や中脳辺縁系で神経伝達物質のドパミンが過剰になり、妄想や幻覚などが発生するという説が根強く指摘されている。
痛風・高尿酸血症用薬フェブリク 発売2年でシェア2位

痛風・高尿酸血症用薬フェブリク 発売2年でシェア2位

2013/09/30
2011年3月、痛風・高尿酸血症治療薬では約40年ぶりとなる新薬フェブキソスタット(製品名フェブリク)が発売され、2年以上が経過した。痛風・高尿酸血症治療薬にはアロプリノール(先発品名ザイロリック)、プロベネシド(先発品名ベネシッド)のような尿酸のもとになるキサンチンの生成に関与するキサンチンオキシダーゼを阻害する尿酸生成抑制薬や、ベンズブロマロン(先発品名ユリノーム)のような尿酸の再吸収を抑える尿酸排泄促進薬、この他にNSAIDsのブコローム(先発品名パラミヂン)があるが、フェブキソスタットは尿酸生成抑制薬に分類される。
PPI市場 ネキシウム急伸中 患者数シェアで17%

PPI市場 ネキシウム急伸中 患者数シェアで17%

2013/09/01
消化性潰瘍の治療を一変させたといわれるプロトンポンプ阻害薬(PPI)。国内ではオメプラゾール(先発品名・オメプラール/オメプラゾン、アストラゼネカ(AZ)/田辺三菱)、ランソプラゾール(タケプロン、武田薬品)、ラベプラゾール(パリエット、エーザイ)に加え、2011年9月には4成分目となるエソメプラゾール(ネキシウム、AZ/第一三共)が発売された。エソメプラゾール以外の成分には後発品が参入している。そこで、PPI市場の今を知るため、医療情報総合研究所(JMIRI)のJMIRIウェブ処方インサイトDynamicsのデータを参照する。
睡眠薬市場 各成分とも処方患者数の変動少なく

睡眠薬市場 各成分とも処方患者数の変動少なく

2013/07/31
睡眠鎮静薬では今も変わらずベンゾジアゼピン(BZD)系薬がよく使われる。しかし、ふらつきや翌日への持ち越し効果の出やすさから、BZD系薬よりも安全性が高いとされる非BZD系薬の使用量も少なくなく、新薬も相次ぎ登場している。
抗がん剤アリミデックス 処方せんの75% GEでもOK

抗がん剤アリミデックス 処方せんの75% GEでもOK

2013/06/30
厚労省は後発品の使用促進に向けて、2年に1回の診療報酬改定ごとに矢継ぎ早の対策を打ち出している。直近の12年4月には、後発品がある医薬品を一般名で処方した場合に処方箋料に2点を加算する「一般名処方加算」を新設するなどした。
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