日本化薬 萬代医薬事業本部長を次期社長に内定
公開日時 2010/07/21 04:01
日本化薬は7月20日、萬代晃・取締役常務執行役員医薬事業本部長が次期代表取締役社長に内定したと発表した。同日開催の取締役会で決めた。8月27日開催予定の株主総会と、その後の取締役会を経て正式決定する。島田紘一郎代表取締役社長は相談役に退く。社内規定に基づく社長の定年によるトップ人事。
また、高瀬光市・取締役常務執行役員機能化学品事業本部長が代表取締役副社長に内定したことも発表した。同社では、連結売上高に占める機能化学品事業の割合が45.6%、医薬事業が35.2%――。一方、営業利益は医薬事業が最も高い。同社はこの両事業が2枚看板で、萬代医薬事業本部長と高瀬機能化学品事業本部長が代表取締役に就く体制に移行することで、「経営体制が一層強化される」としている。
取締役常務執行役員・医薬事業本部長には、鈴木政信・執行役員高崎工場長兼高崎管理センター長が異動する。
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萬代晃氏 |
高瀬光市氏 |
【略歴】1969年4月に日本化薬入社。90年8月に東京支社東京医薬支店第一営業部長兼第二営業部長、95年8月に東京支社仙台医薬支店長、97年8月に名古屋支社長、99年7月に医薬事業本部営業本部長。2004年8月の西部支社長を経て、05年8月から現職。早大第一商学部卒。63歳。 |
【略歴】1971年4月に日本化薬入社。98年6月に化学事業本部インフレータ事業部営業部長兼技術部長、99年6月にポラテクノ社長などを歴任し、08年6月に日本化薬常務執行役員兼ポラテクノ取締役、同年8月に機能化学品事業本部長。群馬大工学部卒。62歳。 |