田辺三菱 長期収載品3製品をグループ内後発品会社に販売移管
公開日時 2010/09/17 04:01
田辺三菱製薬は9月16日、K、Mg、Caアスパルテート製剤「アスパラ」など長期収載品3製品13品目について、同社グループで後発品事業を展開する田辺製薬販売に10月1日付で販売移管すると発表した。田辺三菱では、医療現場で長期にわたって使用されている製品の田辺製薬販売への販売移管を進めている。2009年も長期収載品4製品を移管した。
今回、移管する3製品はアスパラ、鎮咳剤アスベリン、鎮痛・抗炎症剤ナイキサン――。田辺製薬販売では10月1日付で131成分261規格を取り扱うことになる。同社のMR数は120人。売上高は09年度で85億円(08年度=40億円)。田辺製薬販売は、「今後とも後発品事業を中心とした高品質・低薬価の医薬品の安定的な供給に取り組む」としている。