PhRMA会長にSAのViebacher氏を再任
公開日時 2011/04/25 04:00
米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、4月15日、ジャージーシティ(ニュージャージー州)で年次総会を開催、Christopher Viebacher会長(サノフィ・アベンティスCEO)の任期満了に伴い会長の選出を行い、同氏の再任を決めた。
また、John C・Lechleiter氏(イーライリリー会長、社長兼CEO)を次期会長、Robert J・Hugin氏(セルジーン社長兼CEO)を財務担当役員に選出した。
Viebacher会長は、挨拶で、「私は、歴史がイノベーションに好ましい環境を形成してくれたお蔭で、米国がいまだバイオファーマ研究開発の面で世界のリーダーシップを取っていると信じている」と述べたうえで、「我々はかつてなく激しい競争と変化の時代に生きているが、政治家や他の関係者の力添えを必要としている。(皆の力を借りながら)我々は仕事を創造し、患者には希望の新薬を届けたい」と抱負を語った。
Viebacher会長は、国際的会計事務所PriceWaterhouseCoopersに勤務後、1988―2008年にはグラクソスミスクラインに勤務、欧州、カナダ、米国などで各種業務に従事、2008年12月にサノフィアベンティスの社長に任命された。社長就任前は、北米医薬品事業の部門長を務めていた。