新薬上市相次いだAD治療薬市場
公開日時 2011/09/29 00:00
メマリー好調7月時点で処方患者数シェア9%にアルツハイマー型認知症(AD)治療薬としてはアリセプト(一般名・ドネペジル塩酸塩、エーザイ)以来、約11年ぶりの新薬となるレミニール(一般名・ガランタミン臭化水素酸塩、武田薬品/ヤンセンファーマ)が2011年3月末に発売されてから半年以上が経過した。この間にAD治療薬としては6月にメマリー(一般名・メマンチン塩酸塩、第一三共)、7月には経皮吸収型のイクセロン/リバスタッチ(一般名・リバスチグミン、ノバルティスファーマ/小野薬品)と次々に新薬が登場している。レミニール発売直後のミクス6月号で速報値データを報告したことに続き、今回、再びAD治療薬市場を取り上げる。アリセプトの処方患者数も増加長年の啓蒙活動で存在感まず、市場の全体動向について触れたい。医...