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PhRMA PCASTの報告書を歓迎

公開日時 2012/12/13 04:00

米国研究製薬工業協会(PhRMA)は12月3日、PCASTがオバマ大統領に提出した、米国でのイノベーション強化を訴える報告書を歓迎するとした内容のMatthew Benett上級副会長の声明を発表した。


同副会長は、声明で、「メディカルイノベーションは、バイオ・医薬品業界にとっては基礎だが、いまだに、規制・法律的環境は米国のR&D指向型企業の活力源を脅かし続けている」と業界に対する規制環境が十分に整備されていないとの認識を示したうえで、「PCASTの著者らが正しく指摘するように、研究に対する十分な支援がなければ、前世紀に米国経済を推進してきたバイオ・医薬品業界とその雇用の原動力である発明と発見における米国のリーダーシップを失う危機にある」と指摘、同報告書の見解に賛同した。


そのうえで、財政危機の渦中で、政治家がバイオ・医薬品産業のような科学が推進し、雇用を創造する業界を支援することは重要だとの考えを示し、「その観点から、国家レベルでメディカルイノベーションにフォーカスする一貫した政策の枠組みは是が非でも必要なこと」と訴えたうえで、「このような枠組みは規制を安定的なものにし、患者の医薬品への選択とアクセスを保証し、将来の研究・開発にインセンティブを与えるものだから、我々はR&D税額控除を恒久化すると主張することが正しい方向への一歩だとする著者らの主張に同意する」との考えを示した。


そのうえで、バイオ・医薬品産業は、過去10年間でしばしばアカデミアや連邦政府研究機関と共同で300剤以上の医薬品を開発、患者に提供してきたとし、PhRMAメンバー企業のみでR&Dに5000億ドルの投資を行ってきたほか、米国の雇用創出に努力してきたことやバイオ・医薬品産業が経済全体に毎年9170億ドルの価値創出をしていることなど業界がイノベーションを通して、社会に貢献していることを改めて強調した。


また、Benett上級副会長は、PhRMAはSTEM教育の重要性を十分に理解しているとして、報告書が指摘したSTEM教育の振興を強く支持するとの考えも示した。                                       

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