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第一三共 抗凝固薬エドキサバン 中和剤を開発へ

公開日時 2013/04/30 05:01

第一三共は4月26日、米国Perosphere社が創製した抗凝固活性中和剤(開発コード:PER977)について、第一三共の抗凝固薬エドキサバン(一般名)にも有用かどうかを検証するための契約を締結したと発表した。開発地域は開示していないが、フェーズ1試験を第一三共が支援する。ロイヤリティーなどの経済条件も非開示。

 

P1 試験では健常人を対象に、PER977単剤と、エドキサバンとの併用投与のそれぞれで安全性、忍容性、有効性を確認する。第一三共の具体的な支援内容も非開示。ただ、英字の発表資料には、第一三共は「サポート アンド コ・スポンサー」するとしており、エドキサバンが投与できるよう医薬品と資金の両面で支援するものと見られる。第一三共はP1試験の結果を踏まえて、その後の支援方針などを検討する。

 

PER977は新規の低分子化合物で、前臨床試験では血液中においてFXa因子阻害薬やヘパリンなどに直接結合し、静注投与後30分以内に中和作用を示すことが確認されている。第一三共は、中和剤の開発について「抗凝固剤治療における更なる安全向上に向け、新たな選択肢を提供できるよう、PER977の開発を支援していく」とコメントしている。

 

FXa阻害薬のエドキサバンは、リクシアナとの製品名で、日本でのみ下肢整形外科手術後の静脈血栓塞栓症の発症抑制で2011年から販売されている。日本を含むグローバルで2つのP3試験が進行中で、年内にも公表される見込み。具体的には、▽心房細動に伴う血栓塞栓症の予防を検討するENGAGE AF-TIMI48▽深部静脈血栓症・肺塞栓症における静脈血栓症の二次予防をみるHokusai-VTE試験――。

 

なお、ワルファリンを除く経口抗凝固薬への中和剤では、イグザレルト(一般名:リバーロキサバン)とエリキュース(同アピキサバン)が共に米ポルトラ社のPRT4445で開発を進めており、海外でP2が進行中。トロンビン阻害薬のプラザキサ(同ダビガトラン)は海外でP1段階にある。

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