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第一三共・奥澤社長CEO  更なるS&T強化、継続的な人材投資、患者中心の意識醸成へ 第6期中計への期待

公開日時 2025/12/01 04:52
第一三共の奥澤宏幸代表取締役社長兼CEOは11月28日、「2025年度サステナビリティ意見交換会」に臨み、2026年度初めに次期「第6期中期経営計画」を公表する考えを明らかにした。次期中計に向けた検討状況については、「ステークホルダーからの期待や2035年ビジョンのあるべき姿、何を大切にして、何に取り組まないのかなどのテーマについて議論している」と説明した。一方、第5期中期経営計画の振り返りとして、「我々の強みであるサイエンス・アンド・テクノロジー(S&T)を支える人材をグループ全体で大幅に強化できたと実感している」と述べた。

奥澤社長CEOは、「第5期中期経営計画では、サステナビリティ経営の推進を打ち出し、マテリアリティへの取り組みを強化してきた」と強調。「その結果、人材、知見、技術を始めとする未財務資本の価値が着実に高まり、これがイノベーションと競争優位性につながった」と振り返った。また、「今後もS&Tへの更なる強化と人材への継続的な投資、そしてペイシェント・セントリシティの浸透や取り組みを通じて、独自のユニークな未財務資本を形成・蓄積し、持続的な成長と確固たる競争優位性の確立を目指したい」と力を込めた。

◎相互の連携によって「今まで以上に大きなイノベーションを生む」 奥澤社長CEO

一方、26年度初頭に公表する次期「第6期中期経営戦略」については、「今後は(バリューチェーン)相互の連携、チームとしての第一三共全体の方向性を見据えながら、我々の企業理念の中にあるCore Behavior(グループ共通の核となる3つの行動様式)の一つに掲げる“Collaborate & Trust”のところに活動の軸を移し、相互の連携によって、今まで以上に大きなイノベーションが生めるようなことを標榜してまいりたい」と強調した。

奥澤社長CEOはこれに関連して、同社ジャパンビジネスユニットが「ILD(間質性肺疾患)マネジメント」をテーマに、国内の営業・マーケティング、安全性情報管理、メディカルアフェアーズを一堂に集めたイベント「MAフォーラム」を最近開催したことを紹介。「ILDはDXd-ADCをやっている第一三共だからこそ、最も注力しなければいけないテーマであり、それをクロスファンクショナルな立場から非常に熱のこもったワークショップが展開された」と述べ、「私は、このコラボレーションの先行きが頼もしいと思った。これをグローバルレベルでやっていきたいというのが私の今の課題感とともに方向性だ」と強調した。

◎上野取締役 「ペイシェント・セントリシティは、全ての企業活動を推進する原動力」

同社の上野司津子取締役(ジャパンビジネスユニット長、Patient Centricity 特命担当、日本事業ユニット長兼メディカルアフェアーズ本部)も登壇し、同社のPatient Centricityの取り組みを紹介した。上野取締役は、「ペイシェント・セントリシティは、全ての企業活動を推進する原動力」と強調。「常に患者さんに真摯に向き合い、その声を基点に創薬、開発、製造、情報提供などバリューチェーン全体で価値共創を推進している」と説明した。具体的な取り組みでは、「主要組織ユニット長へのヒアリングや意見交換を通じ、ペイシェント・セントリシティの理解促進と実践体制の基盤づくりを進めてきた。また、「DS アカデミー」など各種研修にペイシェント・セントリシティセッションを追加するなど、カルチャーの浸透にも取り組んでいる」と述べたほか、ASCOやESMOなど国内外の学会で患者団体との直接対話を通じ、グローバルでも患者視点の理解を深め、信頼構築に努めていることを報告した。


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