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BI・アンドレアス・バーナー会長インタビュー 日本事業は「不安要素ない」と評価

公開日時 2013/05/08 05:02

ベーリンガーインゲルハイム取締役会会長のアンドレアス・バーナー氏は4月24日、ドイツ・インゲルハイム本社での業績発表後に日本人記者らと会見し、日本の現状について「高血圧治療薬・ミカルディスが非常に力強い成長を遂げており、新規の上市製品である抗凝固薬・プラザキサ、DPP-4阻害薬・トラゼンタも成長が始まっている。ほとんど不安要素はない」と強調。OTC事業でも抗アレルギ薬・アレジオンの好調や赤ブドウ葉乾燥エキス混合物を有効成分とする静脈血流改善薬・アンチスタックスの新規上市も控え「日本市場での業績全般に非常に高い成功を納めている」と評価した。


また、日本の医薬品市場の概観については「長期的に成長を続けているマーケットであり、いわゆるエスタブリッシュド。マーケットのなかでは我々にとっては非常に重要」との見方を示した。
主力品であるミカルディスに関連して、2013年12月にはヨーロッパの一部の国で特許が失効することを明らかにしたが、「(失効国の)マーケット規模は小さいため影響は限定的」と説明。そのうえで日本でのミカルディスや気管支拡張薬・スピリーバの特許失効は数年先になるとしたが、「現在でも日本ではミカルディスは成長を続けており、その後の新製品の上市も控えている。このため特許失効があったとしても人員削減などは考えていない」と明言した。


同じくインタビューに応じた医療用医薬品マーケティング&セールス事業担当取締役のアラン・ヒルグローブ氏は、スピリーバを始めとする主力品の日本での展開で他社とのパートナーシップを中心としてきたなかで「我々としては長い間、独自体制での展開を念頭に置いてきた」と語り、今後、日本で展開予定のオンコロジー領域では自社単独での営業体制を敷いていく方針を強調。さらに日本で非小細胞肺がん肺がん治療薬・アファチニブの承認申請を2012年11月に行ったことを明らかにし、日本でのオンコロジー領域への本格参入は2014年以降になるとの見通しを示した。


これに関連してドイツ本社で日本を担当するコーポレートPMマチュアマーケット・ジャパンのリージョナル・ビジネスマネージャーのディーター・ケマー氏は、日本でのアファチニブ上市をサポートするために約100人のMRを新規に採用する計画を明らかにした。


さらに現在、開発中の経口C型肝炎治療薬にヒルグローブ氏は、パートナーシップの締結も含め白紙状態」としながら、独自展開に含みを持たせた。


一方、DPP-4阻害薬・トラゼンタの展開についてヒルグローブ氏は、競合品と比べて現時点では苦戦を強いられていることを認めたが、「3月末に全ての糖尿病治療薬との併用の適応承認を受けたことは大きなチャンス。これを機に積極的なマーケットリサーチの結果に基づき、今後数ヶ月で大きな売上増につなげていく計画を有している」と期待感を表明した。


 

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