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ファイザー 大学や医師らへの12年度支払総額は約240億円 対売上で4.6% 透明性GL受け公開

公開日時 2013/07/18 05:02

ファイザーは7月17日、製薬企業から医師らへの資金提供内容を公開する透明性ガイドラインに基づき、2012年度(11年12月~12年11月)に同社が医師らに支払った実績を同社ホームページ上で公開したと発表した。支払った総額は約240億円で、12年度売上5242億円に占める割合は約4.6%となる。内訳をみると、講演会費や説明会費を指す情報提供関連費は88億円、MR活動に伴う会食費を含む接遇等費用は3億円だった。同社MR数は12年12月1日現在で2949人。

透明性ガイドラインは、日本製薬工業協会が製薬企業と医療機関などとの関係の透明性を確保する目的で策定したもの。研究開発費等、学術研究助成費、原稿執筆料等、情報提供関連費、その他の費用――の大きく5項目で構成され、会員企業に対して、12年度支払い分を13年度に情報公開するよう求めている。ファイザーは情報公開した最初の企業となる。

ファイザーの12年度支払い実績を細かく見てみる。研究開発費等は計116億8599万円で、臨床試験費94億7142万円、製造販売後調査費20億1950万円が額として大きい。学術研究助成費は計20億5510万円で、内訳は奨学寄附金15億円(2084件)、一般寄附金7830万円(74件)、学会寄附金1億1224万円(963件)、学会共催費3億6454万円(703件)――だった。個別の大学名や学会名・プログラム名と個別金額はホームページで公開している。また、学会共催費には学会に直接支払った費用だけでなく、ランチョンセミナーなどを開催するための費用(会場費、講師旅費、弁当代など)を含む。

一方で、日本医師会と日本医学会から指摘を受けて個別の医師名とその支払い額の開示を1年先延ばしとなった原稿執筆料等を見ると、講師謝金は8億8219万円(6500人)、情報提供のための資材作成などのために医師らに支払った原稿執筆料・監修料は1億615万円(781人)、情報提供のために医師らに依頼するコンサルティング業務の謝金にあたるコンサルティング等業務依頼費は1億1798万円(1113人)――で、合計11億632万円だった。ホームページでは支払った先の医師名と所属施設のみ開示している。

情報提供関連費は計88億1448万円で、講演会費54億7874万円(5801件)、説明会費15億4944万円(6万7173件)、医学・薬学関連文献等提供費は17億8629万円――だった。製薬業界では12年4月から医師らへの飲食接待などが規制され、医師との接点をより持つため講演会や医局説明会が増えた。同社の支払った額の年次推移までは明らかではないが、情報提供関連費に講師謝礼を加味した額の対売上比率は約1.8%になる。

接遇等費用は3億3481万円で、これには医薬情報活動に伴う会食費に加え、中元歳暮、供花、香典、その他費用を含む。

 

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