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旭化成とファイザー DIC治療薬のリコモジュリンを11月から共同販促

公開日時 2013/10/01 03:51

旭化成ファーマとファイザーは9月30日、旭化成が販売している汎発性血管内血液凝固症(DIC)治療薬リコモジュリン点滴静注(一般名:トロンボモデュリン アルファ)について、11月から国内で共同販促する契約を締結したと発表した。製造販売は引き続き旭化成が行い、売上も同社に計上される。感染症を重点領域とするファイザーは、その重篤合併症であるDIC治療薬を手掛けることで、包括的な感染症治療の提供を目指す。販促は同社のスペシャリティ・ケア事業部門の感染症領域事業統括部が担当する。

 

DICは血液凝固系が過度に活性化され、血栓形成や臓器障害、著明な出血傾向を来たす症候群。診療科は血液内科をはじめ救急やがん、感染症など多領域にわたる。中でも感染によって引き起こされる全身性炎症反応症候群である敗血症からの合併が多く、予後も不良とされる。発症から28日後の死亡率が3~4割との報告もある。

 

リコモジュリンは生理的プロテアーゼ阻害薬の1つで、DICに用いられる抗凝固薬としては他にヘパリン類や合成プロテアーゼ阻害薬、生理的プロテアーゼ阻害薬、抗線溶薬などがある。リコモジュリンの作用機序は、血液凝固因子であるトロンビンと特異的に結合し、その基質特異性を変えてプロテインCの活性化を促進することでトロンビン生成を抑えるというもの。同様の機序を有する類薬はなく、国内では08年の発売以降、売上高は年々伸長し、12年度は94億円で前年比21億円増だった。

 

海外では欧州や米国など海外では凝固異常を伴う重症敗血症患者を対象としたフェーズ3が進行中だが、今回の契約に海外の開発や販売に関する内容は含まれていない。     

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