イノベーションを生む強い組織づくりへの挑戦「強いファイザーをつくる」と力を込めた就任会見から4か月あまり。ファイザーの五十嵐啓朗代表取締役社長は本誌インタビューに応じ、患者・市民の生活を大きく変えるブレークスルーを生み出す企業づくりへの想いを語った。その中心に据えるのは従業員だ。社員一人ひとりの自律的な成長を支援する人事制度や、AIを活用した顧客エンゲージメントの強化を推進し、患者・市民目線で成果を追求することで、個々人と企業双方の成長を加速していく考えを明らかにした。（インタビューアー：ミクス編集長・沼田佳之、早瀬悠里）成果創出が非常に重要なポイント―就任会見で述べられた「強いファイザー」を実現するための取り組みや、理想の姿についてお聞かせください。五十嵐社長：成果創出力が非常に重要なポイ...