協和発酵キリン 腎性貧血治療薬ネスプに最小の5μg製剤 小児にも使いやすく
公開日時 2014/01/24 03:51
協和発酵キリンは1月23日、腎性貧血に用いるネスプ注射液(一般名:ダルベポエチンアルファ)の5μgプラシリンジ製剤を24日に発売すると発表した。同剤の規格の中でも最小で、13年9月に取得した小児適応においても使いやすくなる。薬価算定時時には、国内で小児対象治験を行い、用法・用量を明確にしたことが評価され5%の小児加算が適用された。
ネスプは、10μg製剤が07年7月に発売されて以来、成人の保存期慢性腎臓病から透析期まですべての腎性貧血の治療薬として15μg、20μg、30μg、40μg、60μg、120μg、180μgの規格を揃えてきた。13年9月には小児腎性貧血の用法・用量の承認を取得した。