住友ファーマ 非定型抗精神病薬・ラツーダ 統合失調症における12歳以上の小児の用法追加を一変申請
公開日時 2026/04/02 04:49
住友ファーマは3月30日、非定型抗精神病薬・ラツーダ錠について、統合失調症における12歳以上の小児の用法・用量を追加する一変申請を行ったと発表した。現在は18歳以上の成人を対象に承認されている。国内の統合失調症の小児患者数は約6000~7000人(成人患者の0.7~0.8%)と推計されており、発症早期からの継続的な治療が重要とされている。
今回の一変申請は、小児の統合失調症患者を対象とした国内フェーズ3の結果に基づく。同社は、「日本人のエビデンスに基づいた本剤の小児の用法・用量が承認されることにより、小児から成人まで継続した治療を可能とする新たな選択肢を提供し、小児の統合失調症治療に貢献できることを期待している」とコメントしている。
ラツーダは現在、日本では成人に対する統合失調症および双極性障害におけるうつ症状の改善を適応症として承認されている。海外では、統合失調症治療薬として米国を含む54の国と地域、双極I型障害のうつ症状に対する治療薬では21の国と地域で承認されている。