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サノフィ・モールディング社長 SGLT2阻害薬アプルウェイの早期浸透に自信

公開日時 2014/04/03 03:51

サノフィのジェズ・モールディング社長(写真右)は4月2日に開いた2013年業績の会見で、新規機序の経口血糖降下薬であるSGLT2阻害薬アプルウェイ(一般名:トホグリフロジン)の早期の市場浸透に自信を見せた。同社では、国内売上1000億円(薬価ベース)を超えるプラビックスが数年以内に特許切れを迎えることから、次期主力品の育成が急務となっている。モールディング社長は、14年中の発売を見込むアプルウェイへの期待の高さを示した格好だ。

 

新規機序のアプルウェイについて、モールディング社長は、医師らからの期待が高いと手応えを示したほか、競合が予想されるSGLT2阻害薬の中でも製品特性として高いSGLT2選択性などの強みを有するとした。さらに、同社が経口薬から注射薬まで糖尿病治療薬を揃えている点について、「顧客の立場からみても魅力的な製品ラインナップ。糖尿病患者のそれぞれの段階で治療提案ができる」と述べた。また、10年以降に後発医薬品(GE)が登場しているSU薬アマリールの口座数が、現時点でも経口血糖降下薬最多の6万に上ることを提示し、「顧客との強いパイプが保たれている」と強調した。

 

同社は昨年、営業体制を見直し、疾患領域別のビジネスユニット(BU)制を導入した。アプルウェイについては、糖尿病BUのMRが専門医を、プライマリー&コンシューマーヘルスケアBUのMRが非専門医を担当する横断的な体制を敷く。昨年9月に発売したGLP-1受容体作動薬のリキスミアも順調に推移しており、糖尿病を成長領域と位置付けて注力していく考えだ。

 

◎プラビックスの特許切れ後戦略 オーソライズドGE含め総合的に検討

 

一方、同社の最主力品で業績を支える抗血小板薬プラビックスの特許切れ後の事業展開について、モールディング社長は「16年、17年も規模が大きな製品であり続ける」と述べ、特許切れ後の影響を最小限することに強い姿勢で臨む方針を示した。

 

プラビックスについては、▽適応症ごとに特許切れ時期が異なる▽特許満了前の適応症はさらなるプロモーションが必要である▽売上規模が1000億円超と大きく、GE参入後も相応の売上規模が想定される▽アスピリンとの配合剤コンプラビンを13年に発売した-ことから、これらを総合的に踏まえ、オーソライズドGEの可能性も視野に入れて検討していくという。

 

同日発表した13年の日本国内売上高は3177億円(薬価ベース)で、3.9%減だった。抗アレルギー薬アレグラ、睡眠導入薬マイスリーなどの主力品がGEの影響を受け2桁減となったことが要因。抗血小板薬プラビックスは14.3%の伸長で、国内医療用医薬品の中で売上トップに成長した。同社のMR数約1200人は当面維持する。

 

同社が発表した主力品売上高は以下のとおり(薬価ベース)。
プラビックス:1167億9900万円(14.3%増)
アレグラ:471億3400万円(17.8%減)
マイスリー:319億8700万円(14.2%減)
タキソテール/ワンタキソテール:205億9900万円(4.5%減)
ランタス:201億9400万円(10.1%増)
アマリール:133億7300万円(20.2%減) 

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