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サノフィ デュピクセントで2歳~11歳の特発性の慢性蕁麻疹の適応追加を一変申請

公開日時 2025/12/26 04:45
サノフィは12月25日、ヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体・デュピクセントについて、既存治療で効果不十分な2歳~11歳の小児の特発性の慢性蕁麻疹の適応追加を一変申請したと発表した。現在、12歳未満の特発性の慢性蕁麻疹に対して承認された生物学的製剤はない。同社は、「標準治療を受けても持続するかゆみや灼熱感などの症状は、患者さんにとって心身ともに大きな負担となるため、新しい治療選択肢が求められている」と指摘している。

小児の特発性の慢性蕁麻疹の治療には抗ヒスタミン薬が用いられるが、症状のコントロールが十分に得られない患者は多く、ほかの治療選択肢も限られている。

特発性の慢性蕁麻疹は、原因が特定できず、強いかゆみをともなう膨疹や血管性浮腫が突然現れては消える状態が6週間以上続く慢性炎症性皮膚疾患。症状の経過や生じるかゆみの重症度が予測できないため、小児患者は睡眠や学習など日常生活に大きな影響を受け、その家族のQOLに大きな負担となることもある。

デュピクセントは、2型炎症において中心的な役割を果たすタンパク質であるIL-4およびIL-13の作用を阻害する完全ヒト型モノクローナル抗体製剤。日本では6つの適応症で承認されており、このうち既存治療で効果不十分な特発性の慢性蕁麻疹に対しては、成人及び12歳以上を対象に2024年2月に承認されている。デュピクセントはサノフィとリジェネロンがグローバル提携契約の下で共同開発しており、日本では両社でコ・プロモーションしている。
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