MR認定センターは１月29日、第21回MR認定試験結果を公表し、合格率は74.4％だった。合格率は過去最低だった前回（70.9％）より3.5ポイント上昇したが、それでも第１回～第21回累計での合格率80.4％に比べて６ポイント低かった。同センターは本誌に、今回の合格率について、「前回に比べて受験者のレベルは上がっている。全体として勉強されていると考えている」とコメントした。

試験は2014年12月14日に行われた。受験者数は5535人（新規受験者4449人、再受験者1086人）で合格者数は4118人（同3670人、448人）。合格率は新規受験者が82.5％、再受験者が41.3％。合格点は「医薬品情報」168点（230点満点）、「疾病と治療」195点（300点満点）、「医薬概論」170点（230点満点）――。

今回のMR認定試験の合格とともに、６か月の実務経験を修了認定された人は、申請により、「MR認定証」を発行する。

なお、第１回～第21回の累計では、受験者数（延べ数）14万8365人、合格者数11万9305人、合格率80.4％。