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アールテック・ウエノ 網膜色素変性治療薬「UF-021」フェーズ3 主要評価項目で有意差得られず

公開日時 2015/03/11 03:50

アールテック・ウエノは3月9日、特定疾患に指定されている網膜色素変性に対するウノプロストン(開発コード:「UF-021」)点眼液のフェーズ3解析結果の速報を発表し、「主要評価項目であるハンフリー視野計10-2の中心4点の平均網膜感度においてプラセボ群との群間比較において統計学的な有意差を得ることができなかった」ことを明らかにした。同社は、治療前後で視力が有意に改善するなど、有効性を支持するデータもあるとして「現在、様々な角度からデータを整理し、承認申請の可能性を鋭意検討している」としている。

 
試験は、全国の38医療機関で行ったもの。視野が狭くなり視力などの視機能が低下した患者を対象とし、プラセボと、点眼液を1回2滴(5分間隔)1日朝夕2回52週間にわたり点眼する無作為化二重遮蔽比較試験。試験がこのほど終了し、解析結果を速報した。
 
網膜色素変性は、進行すると薄暗いところでものが見えにくくなるなどの進行性の夜盲と視野狭窄、視力低下をきたし、末期には高度の視力低下、失明に至ることもある難病。有病率は国内含めて世界中で約5000人に1人という。日本では、医療費負担に対する公費助成が行われる「特定疾患」に指定されている。
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