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日本新薬 PAH治療薬セレキシパグを国内申請 経口投与のPGI2受容体作動薬

公開日時 2016/01/08 03:51

日本新薬は1月7日、自社創製品の肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療薬セレキシパグ(一般名、開発コード:NS-304)について、日本で同日に承認申請したと発表した。同剤はプロスタサイクリン(PGI2)受容体作動薬。この作用機序でPAHの適応症を持つ薬剤として、初の経口薬となる。同剤は希少疾病用医薬品に指定されていることもあり、同社は年内の承認取得・発売開始を予定している。

アクテリオン ファーマシューティカルズ ジャパンと共同開発した。承認取得後は日本新薬が販売し、両社で共同販促する。

日本新薬はPAH治療薬としてエンドセリン受容体拮抗薬(ERA)オプスミット錠、ホスホジエステラーゼ5(PDE5)阻害薬アドシルカ錠をラインナップしている。セレキシパグを加えることで、異なる3種類の作用機序のPAH治療薬を品揃えする。なお、既存のPAHの適応を持つPGI2受容体作動薬は24時間の点滴静注で投与するため、経口投与のセレキシパグは患者QOLの向上も期待されている。

PAHは、心臓から肺へ血液を送る肺動脈の血圧が何らかの原因で異常に上昇する予後不良な疾患。PGI2受容体は、PGI2が結合することで血管拡張などに働く。PAH患者ではこの働きが弱まっており、セレキシパグはこの働きを強める薬剤となる。

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