COPD治療薬 「患者の声」のインパクト強く ほとんどの製品で「MR」に次ぐ2番手の影響力
公開日時 2016/02/29 00:00
株式会社アンテリオソリューション開発部長佐藤暢章日本人の死亡原因の第10位(2014年)である慢性閉塞性肺疾患(以下、COPD)。受診者数が20万人以上とされる一方で、潜在患者数が500万人以上との調査データもあり、今後の患者数の増加や死亡原因の順位アップが確実視されている疾患でもある。薬物療法では抗コリン薬(LAMA)や、吸入ステロイド(ICS)と長時間作動性β2刺激薬(LABA)との配合薬(ICS/LABA)が主流となるなか、近年はLAMA/LABA配合薬も登場し、治療選択肢が増えている。そこで医師の処方選択や処方に影響を及ぼしている情報チャネルは何なのかを、分析ツール「SOC」(ShareofChannels、15年7月度調査)を用いて検証する。処方マインドに影響「MR」が34%、「患...