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武田薬品 米アムジェンから導入の新薬候補品を一部返還 開発戦略見直しや開発不調で

公開日時 2016/06/27 03:50

武田薬品は6月24日、米アムジェンから導入していた新薬候補品について既存の契約を改定し、一部を日本での開発・販売権を返還すると発表した。両社は2008年にライセンス契約し、がん、炎症、疼痛領域の13品目を武田が導入したが、その後の武田側のがん、消化器、中枢神経の重点領域への集中による開発戦略を見直しや、治験で十分な有用性が確認できなかったため返還することになったとしている。導入品の中で唯一製品化した抗がん剤ベクティビックスほか、残りの新薬候補品については日本での開発・販売の提携関係を継続する。

13品目のうち、どのような品目を何品目を返還するのかの詳細は開示していない。返還品目には、武田が開発品として開示している卵巣がん治療薬を目指し国内フェーズ3の「AMG386」(trebananib)、疼痛薬を目指し国内フェーズ1の「AMG403」(fulranumab)が含まれ、同社によると国内開発は中止しているという。「AMG386」はフェーズ3において所定の基準を満たさなかったためで、「AMG403」は開発戦略の見直しに伴うものだとしている。

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