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国立感染研・週報 注目すべき感染症に「麻しん・風しん」 海外輸入例で医療機関に感染対策呼びかけ

公開日時 2016/07/21 03:50

国立感染症研究所は、7月15日に公表した感染症週報第26週(16年6月26日~7月3日報告分)で、注目すべき感染症に「麻しん・風しん」を取り上げ、海外から持ち込まれるケースも目立つことから、最初に感染者と接触する可能性の高い医療機関に感染対策を呼びかけた。

麻しん(はしか)は生命にかかわる重篤な感染症。風しんは妊婦に感染することで、胎児に障害が現れる先天性風しん症候群(CRS)が起こる可能性が高まる。日本は、早期にCRSの発生をなくし、2020年度までに風しんを排除することを目標にしている。

16年1月~7月6日までに麻しんは10例報告され、うち推定感染地域は国外が6例(インドネシア3例、モンゴル2例、カタール1例)だった。同じく風しんについては80例報告され、推定感染地域は国外が7例(ベトナム3例、インド3例、フィリピン1例)と約1割を占めた。

週報では「最近、麻しんおよび風しんに共通して、海外からウイルスが持ち込まれたことが示唆される報告が多くみられる」との見方を示し、医療機関に対しては、「事務職を含むあらゆる医療関係者においては、2回以上の麻しん風しん混合ワクチン接種歴の確認と必要な場合の接種の推奨が重要である」と指摘。また、発熱・発疹がある急性感染症の患者には、問診に際し、麻しん、風しんの流行国を把握し「渡航歴や発熱・発疹患者との接触歴、予防接種歴などの確認を慎重に行うことが重要」だとして対応を促した。

おたふくかぜ 過去5年と比較し「多い」状況続く


週報第26週によると、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告数は前週より減ったものの、過去5年間の同時期と比べて多い状況が続いている。

約3000の小児科の患者報告数は、1施設あたり前週より0.07人減の1.06人(=定点当たり報告数)だが、過去5年間の平均は0.6人未満であり、高い水準が続いた。都道府県別では、定点当たり報告数が最も多いのは宮崎県(3.31人)で、次いで新潟県(2.05人)、熊本県(2.04人)――で、2人以上はこれら3県だけ。

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