第一三共 麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合乾燥弱毒生ワクチンを承認申請
公開日時 2024/03/26 04:50
第一三共は3月25日、麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合乾燥弱毒生ワクチン(開発コード:VN-0102/JVC-001)を承認申請したと発表した。日本で定期接種の対象となっている同社の2種混合ワクチン(乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン)に、世界で汎用されているおたふくかぜワクチン株を混合したもの。同社は、「3種混合により接種回数が減少することで被接種者の負担軽減が期待される」としている。
2013年10月に開催された第5回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会で、「麻しん・風しん混合(MR)ワクチンを含む混合ワクチン」が開発優先度の高いワクチンに選定された。そして厚労省から同年12月に開発要請が発出されたことを受け、第一三共は今回申請した3種混合生ワクチンの開発を推進した。