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スズケン スペシャリティ薬の施設在庫管理 ITサービス提供へ

公開日時 2016/11/08 03:49
スズケンは11月4日、温度など厳密な管理が要求されるスペシャリティ薬について、医療施設の在庫状況をオンライン上でモニタリングできるサービスを提供すると発表した。併せて流通状況を可視化するシステムを同社グループで導入する。いずれも2017年4月にも実施する。スペシャリティ薬の需要増を見込み、確実な流通と施設在庫管理を実現することで医療施設などでの廃棄コストを減らしたい考え。
 
施設在庫管理は、無線ICタグを医薬品に装着し、専用の冷蔵庫と連動させ、温度管理および製品のトレーサビリティを含む在庫モニタリングを可能にするもの。米医薬品卸のアメリソースバーゲンのキュービックスソリューションの使用契約締結により実現するもので、病院や保険薬局を対象にしたサービス。
 
また同日、スペシャリティ薬の流通状況を可視化するシステムを、スズケングループで導入することも発表した。米大手通信会社AT&Tが提供する輸送貨物の温度や衝撃、位置情報を可視化するデバイス「AT&T Cargo View with FlightSafe」と、同製品の販売代理店であるユーピーアール(東京都千代田区)が提供する、ネット上で輸送状況を追跡できるシステム「World Keeper」に、スズケングループが持つ医薬流通のノウハウを組み合わせた輸送管理ソリューション。
 
17年3月期第2四半期 医薬品卸事業は2.1%増収 C肝薬の売上想定以上
 
スズケンが4日に発表した2017年3月期第2四半期(4月~9月)で、医薬品卸売事業はギリアド・サイエンシズのC型肝炎治療薬の売上が想定以上に伸長したことなどで1兆0077億3300万円、前年同期より2.1%増を確保した。同事業営業利益は後発医薬品(GE)の取り扱い品目の増加、名南物流センターの稼働による物流コストの増加で43億6900万円、30. 9%減となった。通期の医薬品卸売事業売上は2兆0100億円、5.6%減、同事業営業利益は148億円、46.6%減をそれぞれ見込む。
 
同社によると、C型肝炎治療薬の売上は約590億円で、うちギリアド・サイエンシズの製品は約570億円を占める。当初500億円程度の寄与としていた16年度の想定を上回った形。宮田浩美社長(写真)は7日に行った会見で、潜在患者の掘り起しがあったとの見方を示したが、通期にどの程度寄与するのかは「予測がつかない」として、通期業績予想も据え置いたとした。また、営業利益に影響した長期収載品からGEの切り替えについては、想定以上に加速しているとの認識を示した。
 
【16年度中間期の連結業績(前年同期比) 16年度予想(前年同期比)】
売上高 1兆0551億7400万円(1.9%増) 2兆1050億円(5.5%減)
営業利益 64億4200万円(34.9%減) 199億円(45.3%減)
純利益 65億3400万円(28.4%減) 185億円(36.1%減)
 
医薬品卸売事業
売上高 1兆0077億3300万円(2.1%増) 2兆0100億円(5.6%減)
営業利益 43億6900万円(30. 9%減) 148億円(46.6%減)
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