【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

新薬薬価収載 3成分配合降圧薬など7製品が即日発売

公開日時 2016/11/21 03:51
新薬23製品が11月18日、薬価基準に収載された。日本初の3成分配合の降圧薬ミカトリオなど7製品が即日で発売された
 
発売日が分かった製品は次のとおり(カッコ内は成分名、会社名)。
【11月18日発売】
ミカトリオ配合錠(テルミサルタン/アムロジピンベシル酸塩/ヒドロクロロチアジド、日本ベーリンガーインゲルハイム)
薬効分類:214 血圧下降剤(内用薬)
効能・効果:「高血圧症」
薬価:1錠174.80円
 
14日の処方日数制限は適用されない。テルミサルタン80mg/アムロジピン5mg/ヒドロクロロチアジド12.5mgを配合したもので、降圧3成分の配合剤は国内初。1日1回1錠投与。これまでのテルミサルタン製剤と同様、日本ベーリンガーインゲルハイムとアステラス製薬が共同販促する。
 
デザレックス錠5mg(デスロラタジン、MSD)
薬効分類:449 その他のアレルギー用薬(内用薬)
効能・効果:「アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒」
薬価:1錠 69.40
 
第二世代ヒスタミンH1受容体拮抗薬。12歳以上の小児及び成人に1回5mgを1日1回投与。MSDは販売・販促せず、杏林製薬が単独販売する。杏林は科研製薬と共同販促する。
 
<訂正>(11月21日)
下線部を訂正しました。
 
ビラノア錠20mg(ビラスチン、大鵬薬品)
薬効分類:449 その他のアレルギー用薬(内用薬)
効能・効果:「アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒」
薬価:1錠 79.70円
 
第二世代ヒスタミンH1受容体拮抗薬。成人に1回20mgを1日1回、空腹時に投与。大鵬薬品とMeiji Seikaファルマが共同販売する。
 
グラジナ錠50mg(グラゾプレビル水和物、MSD)
薬効分類:625 抗ウイルス剤(内用薬)
効能・効果:「セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」
薬価:1錠 9607.30円
 
100mgを1日1回投与、投与期間は12週間。今回収載されるエルレサと併用。グラジナはHCVの複製に関わるHCV NS3/4Aプロテアーゼを阻害し、HCVの増殖を抑制する。エレルサはHCVの複製に関わるHCV NS5Aを阻害し、HCVの増殖を抑制する。
 
エレルサ錠50mg(エルバスビル、MSD)
薬効分類:625 抗ウイルス剤(内用薬)
効能・効果:「セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」
薬価:1錠 2万6900.50円
 
50mgを1日1回投与、投与期間は12週間。今回収載されるグラジナと併用。グラジナはHCVの複製に関わるHCV NS3/4Aプロテアーゼを阻害し、HCVの増殖を抑制する。エレルサはHCVの複製に関わるHCV NS5Aを阻害し、HCVの増殖を抑制する。
 
プリズバインド静注液2.5g(イダルシズマブ(遺伝子組換え)、日本ベーリンガーインゲルハイム)
薬効分類:339 その他の血液・体液用薬(注射薬)
効能・効果:「生命を脅かす出血又は止血困難な出血の発現時、重大な出血が予想される緊急を要する手術又は処置の施行時におけるダビガトランの抗凝固作用の中和」
薬価:1瓶19万9924円
 
エムプリシティ点滴静注用300mg、同400mg(エロツズマブ(遺伝子組換え)、ブリストル・マイヤーズスクイブ)
薬効分類:429 その他の腫瘍用薬(注射薬)
効能・効果:「再発又は難治性の多発性骨髄腫」
薬価:
300㎎1瓶 16万0696円
400㎎1瓶 20万9587円
 
多発性骨髄腫治療における初めての抗体医薬。レナリドミド、デキサメタゾンと併用する。ヒトCD319に対する免疫グロブリンG(IgG)1サブクラスのヒト化モノクローナル抗体。抗体依存性細胞傷害(ADCC)活性を誘導することなどによって、腫瘍の増殖を抑えるとされる。
 
【11月21日予定】
アイクルシグ錠15mg(ポナチニブ塩酸塩、大塚製薬)
薬効分類:429 その他の腫瘍用薬(内用薬)
効能・効果:「前治療薬に抵抗性または不耐容の慢性骨髄性白血病」「再発又は難治性のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病」
薬価:15mg1錠 6318.30円
 
45mgを1日1回投与して用いる。BCR-ABLを阻害することで白血病細胞の増殖を抑えるとされる。また、ダサチニブ、ニロチニブなどに対し抵抗性を示すBCR-ABL等の点突然変異を有するBCR-ABLに対して阻害作用を示すことなどから、既存薬に対し抵抗性を示すケースへの有効性が期待されるという。
 
【11月25日発売予定】
リクラスト点滴静注液5mg(ゾレドロン酸水和物、旭化成ファーマ)
薬効分類:399 他に分類されない代謝性医薬品(注射薬)
効能・効果:「骨粗鬆症」
薬価:5mg100mL1瓶 3万9485円
 
1年に1回投与。5mgを15分以上かけて点滴静脈内投与して用いる。
 
【11月28日発売予定】
リアルダ錠1200mg(メサラジン、持田製薬)
薬効分類:239 その他の消化器官用薬(内用薬)
効能・効果:「潰瘍性大腸炎(重症を除く)」
薬価:1錠212.00円
 
有効成分のメサラジンは小腸で多くが吸収されることから、、同錠はメサラジンを大腸に送達するとともに、徐放化された素錠を腸溶性フィルムコーティングすることで持続的にメサラジンが放出されるように設計したもの。1日1回2400mgを食後に投与。
 
【11月29日発売予定】
エビリファイ錠1mg(アリピプラゾール、大塚製薬)
薬効分類:117 精神神経用剤(内服薬)
効能・効果:「統合失調症」「双極性障害における躁症状の改善」「うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)」「小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性」
薬価:1mg1錠31.30円
 
今回の1mg錠は、既存効能に使えるほか、今回の追加効能となる「小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性」の開始用量が1日1mg、維持用量が1日1~15mgのため、規格追加したもの。
 
ゼンタコートカプセル3mg(ブデソニド、ゼリア新薬)
薬効分類:239 その他の消化器官用薬(内用薬)
効能・効果:「軽症から中等症の活動期クローン病」
薬価:3mg1カプセル 256.90円
 
有効成分のブデソニドは以前からあるステロイド剤。腸溶性徐放顆粒を充填したカプセル剤で、小腸、結腸近位部で薬剤が放出されるように設計されている。9mgを1日1回朝に投与。
 
リフキシマ錠200mg(リファキシミン、あすか製薬)
薬効分類:619 その他の抗生物質製剤(複合抗生物質製剤を含む)(内用薬)
効能・効果:「肝性脳症に伴う高アンモニア血症の改善」
薬価:1錠 201.90円
 
肝性脳症は、劇症肝炎や肝硬変などの肝障害に起因する精神神経症状を主とした重篤な合併症。食事などから摂取したタンパク質が腸内細菌によって分解されて生じるアンモニアが影響していることから、抗生物質である同剤によって改善するとされる。1回400mgを1日3回食後に投与。
 
【12月1日発売予定】
リグロス歯科用液キット600μg、同1200μg(トラフェルミン(遺伝子組換え)、科研製薬)
薬効分類:279 その他の歯科口腔用薬(外用薬)
効能・効果:「歯周炎による歯槽骨の欠損」
薬価:
600μg1キット 2万0670.90円
1200μg1キット2万7802.90円
 
トラフェルミンは、表皮形成などを促す作用を持つヒト塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)製剤で、褥瘡や皮膚潰瘍に用いるフィブラストスプレーの主成分。リグロスは手術により歯肉を剥離し、歯根、歯槽骨を露出させて処置が必要な重度の歯周病に用いるもの。手術時に歯槽骨の欠損部に塗布し(単回使用)、縫合後に内部で歯周組織の欠損部にある幹細胞の増殖が促されることを通じて歯周組織の再生を促進すると考えられるという。
 
【1月上旬発売予定】
カーバグル分散錠200mg(カルグルミン酸、ポーラファルマ)
薬効分類:399 他に分類されない代謝性医薬品(内用薬)
効能・効果:「N-アセチルグルタミン酸合成酵素欠損症、イソ吉草酸血症、メチルマロン酸血症、プロピオン酸血症による高アンモニア血症」
薬価:200mg1錠 1万6295.10円

1日体重kgあたり100~250mgから開始し、1日2~4回に分けて、用時、水に分散して投与。
 
【2月中の発売予定】
ブリリンタ錠60mg、同90mg(チカグレロル、アストラゼネカ)
薬効分類:339 その他の血液・体液用薬(内用薬)
60mg錠の効能・効果:
「以下のリスク因子を1つ以上有する陳旧性心筋梗塞のうち、アテローム血栓症の発現リスクが特に高い場合
・65歳以上
・薬物療法を必要とする糖尿病
・2回以上の心筋梗塞の既往
・血管造影で確認された多枝病変を有する冠動脈疾患
・末期でない慢性腎機能障害
90mg錠の効能・効果:
「経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される急性冠症候群(不安定狭心症、非ST上昇心筋梗塞、ST上昇心筋梗塞)(ただし、アスピリンを含む抗血小板剤2剤併用療法が適切である場合で、かつ、アスピリンと併用する他の抗血小板薬の投与が困難な場合に限る)」
薬価:
60mg1錠 100.70円
90mg1錠 141.40円
 
リスク因子のある陳旧性心筋梗塞のうちアテローム血栓症の発現リスクが高い場合の用法・用用量は、1回60mgを1日2回。PCIが適用される急性冠症候群では、初回用量180mg、2回目以降の維持用量90mgを1日2回。
関連ファイル

関連するファイルはありません。

ボタン追加
プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(2)

1 2 3 4 5
悪い   良い
プリント用ロゴ
グーグル

 

バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー