MSDとメットライフ生命 がん患者向け支援プログラム開発で合意
公開日時 2016/12/06 03:50
MSDとメットライフ生命保険は12月5日、がん患者向け支援プログラムを協同で開発、提供することに合意したと発表した。MSDは、医薬品の開発・提供にとどまらず、患者のQOL向上に向けて情報提供やサービスを提供する取り組みを進めており、その一環。
このプログラムの最初の取り組みとして、12月5日からがん患者向け総合ガイド「FIRST GUIDE」を冊子、ウェブサイトで提供を始めた。約800名の患者の声をもとに、治療や生活上の不安や課題を解消するために必要な経験者の実体験、医師、ソーシャルワーカー、ファイナンシャルプランナーによる情報をまとめたもの。
MSDのヤニー・ウェストハイゼン代表取締役社長は「MSDは、がん領域を重点分野の一つに位置付けており、医薬品の開発・提供にとどまらず適切な情報提供やサービスを提供することで、がん患者さんや医療従事者の方々に貢献していきます」とコメント。メットライフ生命のサシン・N・シャー代表執行役会長・社長は「世界は変化し続けており、お客さまがよりよい選択をするためのお手伝いをするために、私たちはお客さまが抱える問題に対しソリューションをご提案し、さらに保険商品以上のものをご提供していく必要があると考えています」としている。