アステラス・アムジェン 骨粗鬆症治療薬ロモソズマブを承認申請 抗体医薬
公開日時 2016/12/21 03:51
アステラス・アムジェン・バイオファーマ(AABP)は12月20日、ロモソズマブ(=一般名、開発コード「AMG785」)を骨折の危険性の高い骨粗鬆症の治療薬として日本で承認申請したと発表した。日本ではAABPとアステラス製薬が共同開発を行っている。
ロモソズマブは骨細胞から分泌される糖タンパク質スクレロスチンと結合してその作用を阻害し、骨形成を促進し、骨吸収を抑制するヒト抗スクレロスチンモノクローナル抗体製剤。米国とカナダでは、アムジェン社が骨折リスクが高い閉経後女性の骨粗鬆症治療薬として承認申請している。