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武田テバ・松森社長 5月に早期退職者募集 「組織も人材も筋肉体質に」

公開日時 2017/04/24 03:52

武田テバファーマの松森浩士社長は4月21日、東京都内で本誌取材に応じ、「組織も人材も基本的に筋肉体質にする。早期退職制度を導入する」と述べ、5月に早期退職者を募集する意向を明らかにした。薬価の毎年改定や、市場の5~6割のシェアを獲得するオーソライズド・ジェネリック(AG)の本格参入といった市場環境の急激な変化により、同社を含む後発医薬品(GE)事業を展開する企業で収益性が悪化していくと判断した。スピード感をもって組織を再構築する。

早期退職制度の募集対象は35歳以上の正社員で、同社子会社で主に長期収載品事業を展開する武田テバ薬品は対象外。募集人数は設定していない。ただ、同制度を用いた退職希望の社員は手あげの上、会社承認のプロセスを踏む必要がある。募集期間は5月15日~26日。退職日は9月末日付け。すでに社員に対してアナウンスをしたという。

松森社長は、「厳しい市場環境の中で生き残るために、組織全体にグローバルの仕組みや考え方を取り入れなければならない。効率化できる部分はしなければならない。スピード感を持って対応する必要がある」「企業規模や適材適所を考える時、社員保護の面からも早期退職制度をしっかり考え、定着させたい」と述べた。

■武田テバグループ 17年売上見込みは1000億円強 長期収載品55%、GE45%

松森社長はこの日に東京都内で開かれた国際医薬品原料・中間体展で講演し、薬価の毎年改定などを念頭に、「低薬価時代に耐え得る体制を整備しなければならない。ローコストオペレーションが重要になる」と強調。グローバルに展開するテバ社のスケールメリットを生かした原薬調達や、グローバルとの研究開発の協業・生産設備の使用などを進めていく考えを示した。

武田薬品とGE最大手のイスラエルのテバ社は16年4月に長期収載品とGEを扱う合弁事業を開始し、同年10月に武田テバとして合弁事業が本格始動した。武田テバグループの17年売上見込みは1000億円強、構成比は長期収載品が55%、GEが45%。松森社長は本誌取材の中で、「2、3年後にはGEシェアの方が大きくなる」と話した。

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