SNRI イフェクサーSR 4人に1人が第一選択薬として評価
公開日時 2017/10/31 00:00
内科医の処方きっかけ“前医から継続処方”“周囲の評判”など受動的内容散見三環系抗うつ薬などが治療の主軸を担ってきたうつ病だが、99年に脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの機能低下説に基づく、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、さらに08年にはセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)が登場したことで治療選択肢は大幅に増加した。そうした中で15年に登場したのがSNRIとしては3成分目になるイフェクサーSRである。日本での発売時点で既に海外では20年以上、使用されており、低用量ではSSRI、高用量ではSNRIとして作用する「デュアルアクション」がひとつの特徴とされる。今回はこのイフェクサーの臨床評価を取り上げる。評価は医療情報サイトを運営するケアネットに...