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仏サノフィ・メディカルアフェアーズヘッドのタタラーニ氏 糖尿病医と循環器医の連携重要 糖尿病患者増で心血管リスク対応の必要性増す

公開日時 2017/11/20 03:50

仏サノフィの糖尿病・循環器ビジネスユニット・シニアバイスプレジデントでメディカルアフェアーズヘッドのアントニオ  タタラーニ氏は11月18日、東京都内で本誌取材に応じ、日本でも糖尿病患者が増えていることに伴い、糖尿病との関連性が指摘されている心血管疾患リスクが高まるおそれがあることから「糖尿病、循環器の先生方の連携が重要になってくる」と述べ、連携により血糖値の管理のみならず、血圧、脂質等を含めた総合的な管理、治療を行い、心血管疾患を含め併発リスク低減させていく重要性を指摘した。同社としては臨床研究や事例の共有などで後押ししていく姿勢を示した。

糖尿病は世界的に増加傾向にあり、厚労省の調査によると、日本でも「糖尿病が強く疑われる者」が推定1000万人と増加傾向にあり、糖尿病の可能性を否定できない者も含めると2000万人に上る。心血管疾患併発リスクは2~4倍に上昇するとされる。

タタラーニ氏は、「日本でも糖尿病患者が増えている。それにより心血管疾患のリスク、その死亡率(の上昇)が加速してしまうおそれがある。どこかで手を打たなければならない」と指摘し、糖尿病と循環器の両専門医の連携による治療の必要性を強調した。連携は「一夜にして実践できるものではない。しかし、患者さんの福祉、安寧のためにも取り組まなければならない。今が始まりだと思っている」と述べた。

RWD利活用は必須

サノフィとしても、連携による血糖値の管理のみならず、血圧、脂質等を含めた総合的な管理、治療を行う重要性についてはKOLのみならず、開業医に対しても情報提供を積極的に行うとした。その一つとしてリアルワールドデータ(RWD)の利活用によるエビデンスの創出により、必要な薬剤の選択を支援する方針であるとし、海外では実践例もある。日本ではPMSを通じて行うほか、NDBの利活用も視野にあることを明かした。同氏は「承認後の薬剤についてリアルワールドの状況でパフォーマンスを検討していくことはしなければならないことであると確信している」との認識を示した。

 
臨床研究の不正排除規制「歓迎する」

他方、MSLの活動とMR活動との区別について同氏は、MSLはサイエンスとメディカルのバックグラウンドに裏付けられた「知識とともに資格、能力を十分に持っていることが必要である。受け手の医師も彼らを同じレベルで見て、治療について定期的にディスカッションする、業界と医療を実践する医師とのコミュニティを構築するのに非常に重要」と述べ、そのような活動の推進により「日本でもMSLの機能が次第に明確になっていくと思う」との見方を示した。

製薬企業の資金提供により臨床研究の計画・結果が企業寄りになるおそれが指摘されていることについては「過去、業界の悪名につながったような一定の行為を排除する規制当局の方向性、措置は歓迎する」と述べた。
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