EFIPA Japan(欧州製薬団体連合会)は12月15日、現会長のノボ ノルディスク ファーマ社長のオーレ・ムルスコウ・ベック氏を再選したと発表した。任期は2018年1月1日から19年12月31日までの2年。
ベック会長は再選にあたり、「11月22日に発表された薬価制度抜本改革案により、革新的な医薬品の研究開発を基盤とする製薬企業にとって、日本における事業環境はますます厳しさを増しています。EFPIA Japanは、日本の患者さんが諸外国と同程度の速さで革新的な医薬品へアクセスできるようにするために、イノベーションを阻害する可能性が高い政策の変更に向け、政府をはじめとするステークホルダーの皆さんとの透明かつ建設的な対話を推進してまいります」と抱負を述べている。副会長のフィリップ・フォシェ氏(グラクソ・スミスクライン会長)、トーステン・ポール氏(日本ベーリンガーインゲルハイム会長)も留任した。
ベック会長は、前会長のバイエル薬品社長のカーステン・ブルン氏が社内異動で離日したため、任期途中の17年1月1日付で就任していた。