アルフレッサHD 子会社の恒和薬品と小田島を合併 東北エリアの営業強化狙い
公開日時 2018/04/26 03:50
アルフレッサホールディングス(HD)は4月25日、完全子会社で東北を主力とする地域卸である恒和薬品(福島県郡山市)と小田島(岩手県花巻市)との間で合併契約を締結し、取締役会で承認したと発表した。恒和薬品を存続会社として10月1日の予定で実施し、社名を「東北アルフレッサ」に改める。両社の全ての事業を統合し、東北エリアの営業基盤の強化を図る。
恒和薬品は2017年3月期売上高1142億円、従業員数478人。小田島は、同期売上高535億円、従業員数272人。東北アルフレッサの所在地は恒和薬品の現住所で、資本金も現在の恒和薬品と同じ1億500万円。
アルフレッサHDは、両社の合併を機に東北エリアの再編を図り、東北アルフレッサの経営資源を東北に集中する。そのため恒和薬品が持つ北海道エリアの医療用医薬品等卸売事業(事業規模約40億円)をアルフレッサに7月1日の予定で譲渡する。アルフレッサは5月1日付で医薬営業本部に「北海道準備室」を新設する。