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米・医薬品卸大手のマケソン関連機関 乳がん診断サービス企業と提携

公開日時 2018/09/12 03:50

米大手医薬品卸業マケソン社の関連研究機関USオンコロジー・リサーチ(OR)はこのほど、がん遺伝子診断サービス企業アジェンディア社と同社が実施している乳がんの臨床試験におけるデータベース構築を目的とした事業で業務提携すると発表した。

ORは、FLEX試験という、乳がん再発リスクを診断するManmmaPrintという機器とBluePrintという遺伝子解析機器を使用した、ゲノムプロファイリングを行う大規模前向きの観察試験を支援する。FLEX試験では、2017年開始以来米国の45か所、700例以上を登録した。同試験では、乳がんにおける予後や予防と遺伝子の関連などを提供できるような総合的な患者データベースを作ることを目的としている。

今回の提携により、ORはFLEX試験への支援ばかりでなく、ビッグデータ構築への支援も行うことになる。一方、アジェンディア社が所有しているがん患者のビッグデータにアクセスできるようになる。アジェンディア社は、同データベースにおいて、乳がん患者1万例のゲノムデータおよび臨床データを収集、10年間の追跡調査を実施する考えである。このため、FLEX試験データは乳がん研究全体の一層の進展に大きな機会を与えるものと期待されている。

ORのジョイス・オショーハネシー乳癌プログラム部長は、「FLEXは、乳がん研究では最も価値があり影響力の強い、全米データセットの1つになる可能性がある。つまり、乳癌の臨床情報とゲノム情報を組み合わせた『グーグル』のようなものになる」と述べたうえで、「我々は、我々のセンターがこの画期的な取り組みの一翼を担っていることをうれしく思う」とコメント。

アジェンディア社のウイリアム・オーデー最高医学責任者(CMO)は、「米国におけるFLEX、およびオランダにおけるPRECiSE試験のようなビッグデータは、乳がん患者にプレシジョンオンコロジー(精密がん医療)のベネフィットをもたらそうとする我々の業務の中核部分である」と今回の提携を評価した。

マケソンは大手卸企業ではあるが、関連団体として、がん研究機関を持ち、全米ネットワークを展開するなど従来からがん医療の支援活動を活発に行っている。

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