共創未来ファーマ 富士フイルムファーマから後発品の移管・承継を完了 56成分
公開日時 2019/03/29 03:51
東邦ホールディングス(HD)は3月28日、子会社の共創未来ファーマが、富士フイルムファーマの3月31日付の解散に伴い予定していた後発医薬品56成分114品目の移管・承継を完了したと発表した。これで共創未来ファーマが販売する製品は計73成分156品目となった。今後も外部からの移管等も含め製品拡充を進める方針。
共創未来ファーマは、26成分64品目の製造販売承認の承継、30成分50品目の販売移管を受けた。これに伴い、どの程度業績に寄与するかは集計していないとし、共創未来ファーマの18年度売上見込みも開示していない。
富士フイルムファーマは、薬価制度抜本改革などで現在のコスト構造では将来にわたっての安定的な収益確保が難しいとして、18年7月に解散を発表した。その際、取り扱う後発品111成分、長期収載品3成分、その他3成分(18年3月末時点)のうち、後発品56成分は共創未来ファーマに順次移管・承継するとしていた。富士フイルムファーマの主要取引卸は東邦グループで、円滑な移管等が可能と判断した。