東邦HD 陸自訓練で血液搬送装置・ATRを試用 災害時の輸血製剤輸送を想定
公開日時 2026/01/28 04:50
東邦ホールディングスは1月27日、子会社の東邦薬品が販売する血液搬送装置・ATRが陸上自衛隊訓練で医療物資運搬機材として試用されたと発表した。
試用されたのは、2025年11月に行われた日米豪共同離島等統合防災訓練。災害時の輸血用血液製剤の輸送を想定して、陸上自衛隊のヘリコプターに搭載する訓練や検証が行われた。災害時などでのブラッドローテーションを実現しようと、訓練では陸上自衛隊がATRを自衛隊ヘリに搭載する適性試験を行い、問題がないと評価を受けたことを確認したという。
ATRは、厳密な温度管理が求められる輸血用血液製剤の廃棄をなくすブラッドローテーションシステムのために開発され、離島への輸血用血液製剤供給と未使用輸血用血液製剤の有効利用で活用されている。
同社は「引き続きこのような取り組みを通じて官民連携の在り方を検討するとともに、災害時に貢献できる企業として研鑽していく」としている。