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メディセオ・長福社長 「関東ALC」に分割品ピッキングロボット導入 今後拡大

公開日時 2019/04/04 03:51

メディセオの長福恭弘社長は4月3日、物流センター「関東ALC」竣工の記者会見で、分割商品のピッキングロボットを初導入したことについて「他のセンターにも同じ仕組みを入れていければ」と、導入を広げる意向を示した。後発医薬品の使用促進、高額医薬品の登場、在宅医療の推進により特に保険薬局の在庫負担が増え、在庫増やデットストックを防ぐため分割販売の需要が高まっている。一方で卸には、かかる人員等のコスト負担が重く、近年では分割販売を縮小する動きもみられる。同社としては作業を自動化することで需要に応えていく考え。

関東ALCでは、分包品やPTP包装などの分割商品は約1500品目を自動で倉庫に収納し、ピッキングにはロボット(写真)を導入、自動化をした。長福社長は、分割販売について「人手が最もかかっていた。なんとか省力化できないかと開発した。うまくいけば、他のセンターでも、この仕組みを入れていければ」と話した。

物流効率化 「商習慣変えねば」 顧客支援システムで改善提案

長福社長は、ALCの開設による物流改革について、配送回数の多さ、医療施設側での月末在庫を減らし、月初納品を増やすといった課題を挙げ、十分解決を見ていないとして「商習慣を変えていかなければならない」と述べた。

ALCでは需要予測により在庫の適正化を進めてきたが、医療機関や薬局の需要予測にも踏み込む必要性を指摘。医療機関や薬局側で需要予測が確立されれば急配や配送回数を減らすことは可能として、同社の病院医薬品管理システム「McHIL」、調剤薬局業務支援システム「PRESUS」の導入・活用を提案し、改善につなげたいとした。

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