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国がん がん5年生存率は67.9%と発表 膵がんで9.2%と部位別で差も

公開日時 2019/04/12 03:50

国立がん研究センターは4月9日、2008~10年にがんと診断された約14万人の5年生存率は67.9%だったと発表した。部位別では、前立腺がんや乳がんなどが90%を超えた一方、膵がんは10%を下回る結果となり、診断や治療面での課題が浮き彫りになった。

調査は、08年から10年にかけて全国がんセンター協議会に加盟する32施設で、診断・治療を行った14万675例が対象。がん以外で亡くなる影響を除いて生存率を算出した。

◎治療法進歩で改善傾向も

その結果、全部位の5年生存率は67.9%で、97年から1999年にかけての62.3%と比較すると、改善傾向がみられる結果となった。

22種の部位別では、最も高かったのは前立腺で100%。乳(93.9%)、甲状腺(92.8%)、子宮体(85.7%)も高かった。一方、最も低かったのは膵で9.2%だった。気管・肺小細胞(17.7%)、胆嚢胆道(28.0%)も低かった。

全体的な5年生存率が向上したことについて国がんは、「化学療法や放射線治療、早期発見の進歩が貢献していると考えられる」と分析。「免疫チェックポイント阻害剤などが登場しているため、さらなる延長が期待できる」と見通した。一方で、がんの部位によっては十分な治療法がなく、治療成績に結び付いていないケースもある。若尾文彦がん対策情報センター長は、「古いデータで今の患者にそのまま合致しない面もあるが、部位によって進行や治療薬の反応に差がある」と指摘。「住民健診など定期的な検診をしっかりと受けてほしい」と呼び掛けている。

国がんでは、他部位の5年生存率や、10年生存率についてもホームページ上で公表している。
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