PROが拓く“Patient Centric” 時代
特別座談会
公開日時 2019/05/31 00:00
最新テクノロジーの発展に伴い、医療者と患者の新たなコミュニケーションツールとしてPRO(PatientReportedOutcome)に注目が集まりつつある。モバイルデバイスを活用したPHRの発展がこれに寄与していることは言うまでもない。患者さんの状況を適切に把握し、タイムリーなデータ収集や効果的なコミュニケーションをとるために、PRO活用への期待が臨床現場でも強まっている。本座談会では、PHR、PROをめぐり、そのエビデンスがもたらす臨床的価値について座談会を開催した。司会PHR、PROの現在の取り組みについて教えてください。勝俣氏PRO(PatientReportedOutcome)は海外で発展してきた印象だ。有名になったキッカケは2年前のASCOのプレナリーセッション(ASCO2017...