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GSK 喘息患者へのオンライン診療・服薬指導の影響を検証 アドヒアランス向上目指す

公開日時 2020/04/28 04:50
グラクソ・スミスクライン(GSK)は4月27日、喘息患者を対象にオンライン診療・服薬指導の活用によるアドヒアランスへの影響を検証すると発表した。医療ベンチャーのMICIN社(本社:東京都千代田区)との共同プログラムを5月にもスタートさせる。両社は、一連の取り組みを通じ、適切な服薬状況の管理や疾患情報を提供し、アドヒアランス向上を目指す。

検証には、MICIN社が提供するオンライン診療サービス・クロン(curon)を用いる。サービス上にある、オンライン診療・服薬指導、情報提供や受診リマインダーなどの機能が、喘息患者のアドヒアランスにどう影響しているか、検証する。検証は、医師や薬剤師、患者を対象にしたアンケートやヒアリングで行う。

喘息は症状が出ていないときもあり、アドヒアランスの以上・向上が治療における課題とされている。両社は、診察や決済、服薬指導や医薬品の配送手続きまでをオンラインで完結させることができれば、患者の通院負担が減少され、アドヒアランスが向上するとの仮説に基づき、検証を進める。年内にも検証を終え、得られた知見をもとに、包括的な患者サポートプログラムを協働で構築していく考え。

◎新型コロナウイルス感染リスク低減への支援策としても期待

最近では、新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、オンライン診療・オンライン服薬指導の更なる利活用が期待されているという背景もある。喘息患者では、新型コロナウイルスが喘息症状の増悪のリスク因子となる可能性が指摘されており、両社では、感染リスクの低減につなげる支援策としても、オンラインの活用に期待を寄せている。


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