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NPhA・首藤新会長 日薬との連携に意欲「一緒に将来の薬局ビジョンを」

公開日時 2020/05/19 04:49
日本保険薬局協会(NPhA)の新会長に就任した首藤正一会長(アインホールディングス)は5月18日、電話会議で行われた記者会見で、「次世代の薬局サービスのあり方を検討するとともに、薬局の将来ビジョンを持ち、持続可能な医療を実現するため、医療制度の改革に貢献したい」と述べた。ビジョンの策定に際し、日本薬剤師会と意見交換を重ね、「一緒に、薬局の将来ビジョンを作っていきたい」と述べるなど、日本薬剤師会をはじめとした他団体との連携に意欲をみせた。

首藤会長は、将来ビジョンについて、新型コロナウイルス感染の状況を踏まえ、「先が読めない状況になっている。アフターコロナについて語られることが多くなっているなか、想定できないような事態が起こる可能性がある。以前から考えをめぐらせていたが、一度考えをリセットして新しい将来像をつくっていきたい」と述べた。薬機法が改正され、9月にはオンライン服薬指導が全国で実施できるようになるなか、それを前に新型コロナウイルスの影響で、特例的ではあるものの、電話やオンラインによる服薬指導も急速に浸透が進んでいる。首藤会長は、「遠隔診療など想像以上のスピードで進んでおり、他団体の意見を聞いて業界一丸となって対応する必要がある」と強調した。

NPhAの北陸ブロック長を務める橋場元理事(アモール代表取締役社長)が6月末にも日本薬剤師会の常務理事に就任することについては、「会と会の連携につながっていくのではないか。連携を強化していきたい」と期待感を示した。

◎会長としての5方針 薬局・薬剤師の役割見直し、業務改革の推進など

このほか同日の会見で首藤会長は、2004年の設立当初256社だった会員企業が520社を超えるまで成長を続けてきた、とこれまでのNPhAの歴史を振り返った。会員会社の従業員数は16万人超で、「その責務を重く受け止めている」と述べた。

そのうえで、会長として今後目指すべき方針として、5つの目標を掲げた。目標は、①患者や国民に、メリットを感じていただけるサービスを提供できるよう、専門職種間の協働を促進すること等、薬局・薬剤師の役割の見直しや業務の改革を積極的に推進すること、②次世代の薬局サービスのあり方を検討するとともに、薬局の将来ビジョンを持ち、持続可能な医療を実現するために、医療制度の改革に貢献すること、③国民に信頼される薬局であるために、会員企業のコンプライアンスをはじめ、リスクマネジメントを徹底すること、④自然災害への対応等、地域社会が抱える課題に対して、薬局・薬剤師機能を活用して取り組み、CSR(社会貢献)や SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献すること、⑤すべての地域において、国民に安心・安全で質の高いサービスを提供するために、会員企業が環境変化に対応し、薬局機能を果たせるようサポートすること―。

同日の会見では、これまで14あった委員会を12に再編したことも報告した。新設されたのは、リスクマネジメント、人材育成検討、薬局機能創造、流通問題検討―の各委員会。このうち調剤過誤防止委員会から体制変更となったリスクマネジメント委員会は、不祥事が相次いだことを受けた対応となる。

なお、首藤会長をはじめ、NPhAの役員は、5月13日の総会で承認され、15日の常任理事会の書面決議を経て正式に就任していた。



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