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NEC 済生会中央病院、済生会熊本病院と「次世代のオンライン診療」実現で共創スタート

公開日時 2020/07/21 04:51
NECは7月20日、東京都済生会中央病院や済生会熊本病院と「次世代のオンライン診療」の実現に向けた共創をスタートさせたと発表した。済生会中央病院(東京都港区)では、外来の再診患者のうち、退院後の経過観察や定期モニタリングにビデオ通話システムを用いた診察を行い、電子カルテと連動しながら診療情報を一元管理できるモデルを構築する。さらに会計や処方せん発行システムとのオンライン上での連動も検証する。一方、済生会熊本病院(熊本県熊本市)では、連携先の医療機関と入院、転院、退院までのカンファレンスやその後のフォローを電子カルテとビデオ通話システムで連携させ、オンラインで完結するモデルの検証を行う。

2018年4月の診療報酬改定では「オンライン診療料」、「オンライン医学管理料」が新設され、厚労省からオンライン診療の適切な実施に関する指針も示された。また、20年4月の診療報酬改定では情報通信機器を用いたカンファレンス等の推進等、業務効率化に資するICTの利活用推進が盛り込まれた。NECはこうした背景を踏まえ、医療安全や医療者の働き方改革をサポートする目的で、次世代のオンライン診療実現に向けた新たな病院情報システムの実証に着手することになった。

◎済生会中央病院 予約情報や患者情報をビデオ通話システムと連動

済生会中央病院では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向け、対面を基調とした外来診療からオンライン診療に置き換える際の業務移行などが課題となっていた。このため、今回実証するオンライン診療のシステムは、電子カルテのオペレーションは通常通りとしながら、予約情報や患者情報をビデオ通話システムと連動させることで、診察の一連の流れ(診察予約・診察準備・診察・会計・処方せん送付)を一貫して管理・実行できるような体制とする。このため患者と病院職員の双方の視点で、オンラインによる診療業務の効率化を検証し、診察予約から診察、処方せん送付、会計までをオンラインで完結できるモデルを構築する。さらに、この結果を踏まえて、音声による電子カルテへの自動入力支援システムや、生体認証技術を活用した本人確認などを取り入れたオンライン診療も検討する考えだ。

◎済生会熊本病院 入院準備から転院・退院時までのカンファレンスをオンライン化

一方、済生会熊本病院はこれまでも地域の医療機関との連携を重視してきた観点から、入院準備から転院・退院時までのカンファレンスや患者への説明・フォローアップを、電子カルテとビデオ通話システムと連携あせ、より効率的にオンラインで行う仕組みを構築し実証する。さらに入院事前説明のオンライン化、音声を活用した記録支援システムも組み合わせた一連の仕組みにより、証跡を担保する。同時に、業務効率化の仕組みの構築を検証・評価する。これらの実証により患者の病院滞在の負担を軽減し、患者や病院職員に感染防止の面でも安全安心な病院環境の実現を目指す考えだ。

NECは今回の取り組みを通じ、「地域医療を支える急性期病院の済生会中央病院と済生会熊本病院が、地域・患者・職員の安全を確保し、必要な医療サービスを持続的に提供できるNewNormalな仕組みの実現を目指したい」と強調している。

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