【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

大正製薬 ビオフェルミン製薬の医療用薬販売へ、21年1月から 武田との販売契約終了

公開日時 2020/09/01 04:50
大正製薬ホールディングス(HD)は8月31日、連結子会社のビオフェルミン製薬が製造販売する医療用医薬品について、2021年1月から大正製薬HD完全子会社の大正製薬が販売すると発表した。現在はビオフェルミン製薬→大正製薬→武田薬品の流れで、ビオフェルミン製薬の医療用薬は武田が販売している。このほど、大正製薬と武田との間でビオフェルミンの医療用薬の販売契約を20年12月末で終了することで合意した。

ビオフェルミン製薬がファンドによる敵対的買収を仕掛けられた際、大正製薬がいわゆるホワイトナイト(敵対的買収を仕掛けられた対象企業を、買収者に対抗して、友好的に買収する会社のこと)として登場し、ビオフェルミン製薬を連結子会社化した。もともとビオフェルミン製薬のOTCや医療用薬(以下、ビオフェルミン製品)は武田が販売していたが、13年7月に大正製薬とビオフェルミン製薬との間でビオフェルミン製品の取扱いを整理。両社間で独占的販売契約を締結するとともに、武田に一定期間、ビオフェルミン製品の販売権を付与することで合意した。結果、ビオフェルミン製品は、大正製薬を通じて武田に販売委託されていた。

ビオフェルミン製品のうちOTCは17年9月末で武田による販売を終了し、同年10月から大正製薬が販売。医療用薬も20年末で武田による販売を終了することで合意した。大正製薬HDは、「21年1月以降は医療用医薬品を含めたすべてのビオフェルミン製薬製品の国内販売を大正製薬が行うことになる」としている。
プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
関連ファイル

関連するファイルはありません。

【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(21)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事

一緒に読みたい関連トピックス

記事はありません。
ボタン追加
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー