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メディパルHD PMS事業で新会社「ファルフィールド」設立へ 新社長に元武田薬品支店長の山口司氏

公開日時 2020/09/16 04:52
メディパルホールディングスは9月15日の取締役会で、PMS事業を収益源とする新会社設立を決議したと発表した。新会社名は「ファルフィールド」(100%出資)で10月1日設立予定。今後は10月開催の取締役会の決議を経て、連結子会社のメディセオ、エバルス、アトルのPMS事業を新会社に吸収分割する。事業開始は2021年1月を予定。実際の事業は薬学的知識を持つ新会社のMR認定資格取得者が行う。製薬企業からPMS、臨床研究・治験を幅広く受託し、新たな収益事業に発展させる。社長は武田薬品で札幌、横浜支店長を歴任した山口司氏が就任する。

◎9社15品目で受託実績あり 薬学的知識を持つ「AR」の機動性を活かす

同社はグループ企業を通じ、市販直後調査の受託を2000年から、使用成績調査の受託を2014年から実施している。14年からは、MR認定試験に合格したMSを「AR」(グループ会社で約70人)と位置づけ、薬学的知識と機動性を活かしながらPMS事業の受託を行ってきた。これまでの受託実績は累計調査数9社15品目、1万3000症例で着実に実績を積み上げてきた。現在ではプロトコールデザインから報告書作成までのフルレンジでの対応も可能となっている。

◎MR数減少でPMS事業の受託需要は増える

ただ、PMS事業はグループ子会社の一部事業という位置づけで、「製薬企業などに認知されていない面もあった」という。昨今の業界環境の変化から、製薬各社のMR数が減少する中で、PMS事業の需要は増えると同社は分析しており、機会創出の観点から収益事業への発展が期待されると経営判断した。加えて、新型コロナ禍でMRに対する医療機関側の訪問自粛要請も継続しており、その点で得意先とコンタクトの深い卸の方が機動性を発揮できるとの判断もあった。

◎役員は薬剤師の有資格者を揃えた 元武田・製薬協流適委員長の青柳氏が取締役就任

この日の取締役会で新会社「ファルフィールド」の設立が決議された。役員は、山口司社長を筆頭に3人の取締役のすべてが薬剤師の有資格者を揃えた。取締役の1人、青柳明広氏は武田薬品でグローバルコンプライアンスに従事した経験がある。また、青柳氏は武田時代に製薬協流通適正化委員会の委員長も務めている。取締役の谷田隆氏は外資系大手製薬企業で市販後調査部長、CROで教育研修部長を歴任、同じく取締役の北野隆志氏はメディセオの信頼性保証室長を務めている。いずれの役員ともPMSの実務経験者で固めるなど、受託先の製薬企業から信頼を勝ち取れる布陣を敷くことで収益事業として確立したい考えだ。


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