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博報堂メディカル DX支援専門部隊「MedicalDXチーム」を発足 アドビとの協業で営業・マーケ支援

公開日時 2021/09/06 04:51
博報堂メディカルは9月3日、医療用医薬品プロモーションにおけるDXのサポート専門部隊「MedicalDXチーム」を発足したと発表した。その第一弾として、アドビ(Adobe)社と協業して製薬業界に特化したDX支援サービスの提供を開始する。一方、アドビも同日、同社の顧客体験管理ソリューションを組み合わせた医療従事者向けデジタルマーケティングを加速すると表明した。両社がタッグを組み製薬企業の営業マーケケティング部門のDX化を支援する。

「MedicalDXチーム」はクリエイティブ・コンテンツ制作のノウハウとナレッジを持つスタッフで構成する。CXM(顧客体験管理)基盤であるAdobe Marketo Engageを保有するアドビ社との協業によりシステムコンサルティングからコンテンツ制作、ソリューション実装に至るまで一気通貫で支援する。同社はこれにより、製薬会社のDX推進のプロジェクトセットアップから、複数領域における医療従事者向けコンテンツ戦略立案、制作、オウンドサイトへの掲載、初回 Adobe Analyticsによる分析までを「約6か月で達成」できるようになると説明している。

◎アドビ 顧客体験プラットフォームとの融合でシームレスなサービス提供を促進

一方でアドビは、博報堂メディカルとの協業により製薬業界に特化したコンテンツ戦略と、同社の顧客体験プラットフォームが融合することでシームレスなサービス提供を促進できると強調した。同社はグローバルで7000社以上の顧客に顧客体験管理プラットフォームとコンサルティングを提供している。すでに「Adobe Experience Cloud」をプラットフォーム化した医師向け動画コンテンツやインタビュー記事の配信を6月からスタートさせたところだ。

同社は、「今後、コンテンツに対する医療従事者の反応を分析し、両社スタッフ間で議論を重ねながらPDCAの循環を進めていく」と指摘した。すでに配信コンテンツが法令や社内ルールに抵触していないかを審査するワークフローをAdobe Experience Managerとシステム連携して自動化する仕組みを構築したという。同社は、こうした取り組みを通じてグローバルレベルで製薬業界向けの取り組みを強化していく方針を明らかにした。
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