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インテージリアルワールド 8月のアセトアミノフェン処方動向 20歳~65歳未満18%増 高齢者27%減

公開日時 2021/09/30 04:50
インテージリアルワールド(旧社名・医療情報総合研究所)は9月29日、8月度のアセトアミノフェンの処方動向について20歳以上65 歳未満で増加していると報告した。新型コロナワクチンの接種対象者が高齢者から若年者にシフトしたことが背景にあると見ている。9月以降のアセトアミノフェンの処方については、政府による小児への接種拡大や3回目のワクチン接種と絡むことから、「急激な需要増は起こりにくい」としながらも、「再度処方数が大きく変動することが考えられる」と指摘した。

◎8月のアセトアミノフェン推計患者数300万人

調査は、同社の統合医療データベース「Cross Fact」の2021年8月データを基に、新型コロナウイルスの感染拡大がレセプトデータに与えた影響をみた。それによると、8月のアセトアミノフェン推計患者数(全年齢)は300万人を超えているものの、同年6月、7月と比べて減少していることが分かった。一方で経年別にみると、コロナ発生以前の2018年、19年に比べて処方患者数の多い状況が続いており、アセトアミノフェン処方の増加傾向が継続していると報告している。

調査では、ロキソプロフェン、イブプロフェンの処方動向についても調べたが、こちらは大きな変動はなかった。

◎未接種者や小児、3回目の接種など「処方増はもうしばらく続く」

8月度のアセトアミノフェンの処方動向を年代別でみた。その結果、65歳以上で前月比27%減となったのに対し、20歳以上65歳未満は前月比 18%増となり、若年者が高齢者を上回る結果となった。この背景は、コロナワクチンを1回もしくは2回接種した65歳以上高齢者が90%近くに達しているのに対し、いまは20歳以上65歳未満の世代でワクチン接種率が急激に上昇するなど、ワクチン接種の世代間シフトがあるとみられる。

同社は、「未だワクチン接種の予約が取れない人が多くいることから、アセトアミノフェンの処方増はもうしばらく続く」と見通した。特に、小児への接種も開始されており、20歳未満の処方動向が今後注目されるところだ。さらに、政府のコロナ対策として、ワクチンの3回目の接種も検討されているほか、「日本よりもワクチン接種が進んでいた諸外国でも再度新型コロナウイルスの感染拡大が見られるところが出てきており、新型コロナウイルスの感染拡大が処方に与える影響はもうしばらく見ていく必要がありそう」と分析している。

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