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エーザイ デジタルガレージと共同で認知症に関わるスタートアップとの協業育成プログラムを始動

公開日時 2021/11/05 04:50
エーザイは11月4日、デジタルガレージと共同で認知症に関わるスタートアップとの協業育成プログラムを始動させると発表した。スタートアップを巻き込んだオープンイノベーションの推進により、認知症に関連する様々な分野の課題をテクノロジーとサイエンスによって解決し、Dementia Inclusive Society(認知症と共生する社会)の実現をめざす。同プログラムに参加するスタートアップの募集も同日から開始した。22年2月上旬に採択企業を決定する。

協業育成プログラムは、「Open Network Lab BioHealth Dementia Innovation Challenge (Onlab Bio Dementia)」と名付けられた。日常生活における脳の健康状態のチェックや健康度の維持、疾患啓発、検査、正確な診断・治療(薬物・非薬物)効果の確認、QOLの向上に寄与する施策(ケア)など、認知症に関わる課題をデジタル等の活用で解決することを目的としている。

このプログラムに参加するスタートアップに対しては、エーザイとデジタルガレージが有する認知症領域での豊富な経験知と事業開発の実績などが共有される。さらにスタートアップが有する技術やサービスと、パートナー企業のリソースを掛け合わせ、協業の検討や実証実験等を通じ、共同事業化や業務提携、出資などを目指す「オープンイノベーションプログラム」を実施する。一方、設立まもないスタートアップは、各分野の専門家のメンタリングを通じて事業成長を加速させる「アクセラレータープログラム」も用意されている。

◎募集対象 中長期的にパートナー企業との資本提携や業務提携を前向きに検討できる


スタートアップの募集対象は、認知症に関連して、①日常における脳の健康状態のチェックや健康度の維持、②疾患啓発/検査、③正確な診断・治療効果の確認、④治療、⑤ケア、⑥その他のテーマで課題解決に取り組む企業-をあげた。このほか、中長期的にパートナー企業との資本提携や業務提携などを前向きに検討できることや、選考後にパートナー企業との共創の実現に向けてリソースを割ける企業であることも条件にあげている。

募集期間は11月4日~12月27日(正午まで)。22年2月上旬に採択企業を決定。プログラム期間は22年2月~5月中旬を予定している。プログラム詳細・エントリーフォームはこちら

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