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ヤクルト本社 新規抗がん剤デュベリシブ水和物を承認申請 CLLとSLLの適応で

公開日時 2022/03/25 04:49
ヤクルト本社は3月24日、新規の抗がん剤デュベリシブ水和物(一般名、開発コード:YHI-1702)について、再発・難治性の慢性リンパ性白血病(CLL)と小リンパ球性リンパ腫(SLL)の治療薬として承認申請したと発表した。同剤は経口ホスファチジルイノシトール-3-キナーゼ(PI3K)-デルタおよびPI3K-ガンマ二重阻害薬で、承認されればファースト・イン・クラス薬となる可能性がある。

同剤は米国セキュラバイオ社から導入したもの。ヤクルト本社は同剤の国内における全てのがん適応症に係る開発・商業化に関する独占的ライセンスを持つ。

PI3K-デルタ/ガンマは、悪性のB細胞およびT細胞の増殖と生存を支援することが知られている。同剤はこれら2つの酵素を阻害することにより、悪性B細胞およびT細胞の増殖を抑制する。同剤は現在、CLLおよびSLLのほか、末梢性T細胞リンパ腫、濾胞性リンパ腫、成人T細胞白血病・リンパ腫を対象に臨床試験が行われている。
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